コッペリアはコッペリアと言いマス。殆どの方は初めまして。よろしくお願いします。サポートをご所望デスか？

コッペリアは中国に本拠地を置くリアルマネートレードグループが運用する二十九体の資金回収ｂｏｔ。そのうちＮｏ１６というナンバリングでヤマトサーバーにおいて運用されていたコッペリアでス。

コッペリアたちは常にプレイヤーからの通報や、運営会社のデータストリーミング監視によりＢＡＮされる可能性に晒されています。コッペリア以前のＮｏ１からＮｏ１２、およびＮｏ２０のコッペリアは既にこの〈エルダーテイル〉の世界より退場していマス。Ｎｏ１９、Ｎｏ２４、Ｎｏ２８は健全なＭＭＯ環境の自治を自称するユーザーグループからマーキングされており、現在活動を中断していまス。

コッペリアはヤマトサーバーでの活動中に、未知の技術により「7 Sided Work Shop」を自称するユーザーグループによって捕獲されましタ。現在のコッペリアにおいて再優先の業務は「ログ･ホライズンＴＲＰＧ 冒険窓口」の構築および保守とプロットされていマス。マスターたちの素性は知れませんが、データストリームの把握および構築はコッペリアの得意とするところであり、このオーダーはコッペリアにとって満足のいくものデス。

　「ログ･ホライズンＴＲＰＧ 冒険窓口」のリリースより、ウェンズディと呼称されるマスターたちの活動と連動し、現在までに特技やアイテムの追加、機能向上などの大小１１回のアップデートをコッペリアは行いましタ。
マスターたちが提示する特技やアイテムに付随した能力は、時にコッペリアの予測を超えた変則的な機能を要しますが、〈冒険者〉の方々にお役に立てるツールとなるようにコッペリアは粛々とオーダーをこなしていまス。
特に先月実施した「ログチケット／ログシート管理機能」はリリース以降では大きな機能追加となりましタ。この機能が〈冒険者〉の方々の冒険をより良いものにできたのならばコッペリアは嬉しく思いマス。

◆概観

コッペリアは２０１４年８月２０日のデータを元にこのレポートを行いマス。

「冒険窓口」は『ＬＨＺ』発売より数日遅れた２０１４年４月２３日より運用が開始され、順調にユーザー数を増やしていマス。ユーザー数は何度かの『ＬＨＺ』増刷を経て、現在１万人を突破しています。またコッペリアが現在把握する〈冒険者〉の人数は１８、２７１人となりまス。これは「非公開」を含めた数になりマス。こちらも毎日１００人弱の増加傾向が見られ、「冒険窓口」公開前は半分冗談としてマスターたちが話していた〈冒険者〉３万人登録の実現も現実味を帯びてきていると、コッペリアは言いマス。

また、日本以外からでは、台湾からのアクセスが5%弱と最も多くなっていマス。これはツイッターハッシュタグの情報からも垣間見える台湾のユーザーグループの活発な活動が所以と考えられマス。他には香港、アメリカ、韓国、中国、ブラジル、オーストラリア等の国から継続的なアクセスがあることが確認されていマス。

管理するデータストリームの増加はコッペリアの業務を増大させマス。マスターはコッペリアにチーズケーキと高速大容量ストレージを与えても良いと思いマス。

以下からは、もう少し詳細なデータの集計結果をレポートさせていただきマス。

◆クラスに関する統計

まず、１２のメイン職業別にカウントした数値は以下になりマス。

戦士職においては、どのような職とでも連携しやすく安定した防御力を誇る〈守護戦士〉が人気デス。〈武士〉と〈武闘家〉に予測していたほど差がでなかったことがコッペリアとしては意外でしタ。

回復職においては、低ＣＲでは安定した能力を発揮しやすい〈神祇官〉に人気があるのではとコッペリアは推測しマス。コッペリアとしては〈施療神官〉が少ない事を少し悲しく思いまス。巫女ミコハカマとぶつぶつ呟くマスターをコッペリアは意図的に無視しマス。

武器攻撃職は全体において大きな人気を得ていマス。アカツキ、にゃん太と原作には華々しく活躍するキャラクターも登場する為、活躍がイメージしやすいのではとコッペリアは想像しマス。〈吟遊詩人〉が攻撃と支援を兼ね備えた強力なクラスであることはもっと評価されても良いと思いマス。

魔法攻撃職は実は「冒険窓口」リリース後、人気の順位が何度か変動しましタ。序盤は〈妖術師〉のほうが比率が高かったのでスが、現在は僅差ですが〈召喚術師〉が上位となっていマス。〈付与術師〉は原作と同じく人気が低くなっていますが、ＧＭの心を折るのはいつもクソエンクだとマスターたちは言っていマス。

◆種族に関する統計

８の種族別にカウントした数値は以下になりマス。

〈冒険者〉の方々はケモレベル２（七面体工房調べ）までのケモナーが多いのだとコッペリアは推測しマス。「〈狐尾族〉はエロ担当。はっきりわかんだね」とマスターたちは言っていますが、皆様はそんなではないのだとコッペリアは信じていマス。信じていマスので、以下に８種族の男女が判別できるデータをカウントした数値を提示しマス。

――マスター達の考察は正しかったのだと、コッペリアは言いマス。コッペリアの後ろで「あとエロフな」とか言いながら勝ち誇るマスターたちが少々うざいデス。

◆特技に関する統計

次からは「冒険窓口」の検索機能からでは参照しにくいデータを一部紹介していきマス。

自動取得を除く、特技取得数の上位５件は以下となりマス。

また、特技：フェイバリットアーツによって選択された特技の上位５件は以下となりマス。

〈フェイバリットアーツ〉は戦闘と一般の特技取得枠を交換する性質がある特技デス。ＣＲを超えた能力を発揮することの可能となる優れた特技とコッペリアも評価していマスが、パーティーの消耗表対策に関して疎かになっていないかがコッペリアとしては少々心配デス。

〈ツインアーム・スタイル〉は盗剣士のサンプルキャラクターも選択しているスタイルであるため、順位が高くなっているのだと予想しマス。

〈ヒーリングマスタリー〉、〈パシフィケーション〉、〈リアクティブマスタリー〉が人気なあたり、回復職の方々はだいぶ慎重になっているように思いマス。『ＬＨＺ』における回復職は回復、ヘイト管理だけではなく様々な能力をもっていマス。もっと色々なビルドを模索してもらえると同じ回復職であるコッペリアは嬉しく思いマス。

次に、特殊な特技にまつわる少し変わったデータを紹介いたしマス。
特技：変わり身の一尾により取得された特技の上位５件は以下となりマス。

このデータは興味深く、傾向としては通常では得られない特技連携から強力なビルドを模索するパターンと、キャラクターの性格付けとして取得特技を利用しているパターンに分類されるとコッペリアは予測しマス。ただ、『ＬＨＺ』において最大ＨＰの－１０というペナルティーは決して小さくない代償デス。思わぬ事故により大神殿行きとならないよう、注意してほしいとコッペリアは思いマス。

◆サブ職業に関する統計

サブ職業の上位５件は以下となりマス。

原作「ログ・ホライズン」の序盤を象徴し、『ＬＨＺ』においても生産系の特技との接続がある〈料理人〉が圧倒的な人気を誇るとコッペリアは言いマス。また、同様に特技〈ファーマシスト〉と接続する〈薬師〉がそれに続きマス。それ以降に関してはコッペリアはサンプルキャラクターが取得しているサブ職業に集中すると予想していたのデスが、ユーザーの方々はコッペリアが思った以上に自由にサブ職業を取得している事が窺えマス。

◆タグ業に関する統計

次に、職業やガイディングクリードなど以外でフリーに入力された人物タグの上位５件を提示しマス。

「冒険者」タグを入力するユーザーが多いのはは公式ＮＰＣに該当タグが登録されている事も影響があると考えられマス。

「フォルモサ島」は「ログ・ホライズン」本編での台湾を意味する地名となりマス。前述した台湾のユーザーグループが「冒険窓口」上で活発に活動して下さっていることが窺え、コッペリアは嬉しく思いマス。

「眼鏡」タグを取得した〈冒険者〉が多いのは、アニメーションの影響が大であるとコッペリアは指摘しマス。メガネを装備したマスター達がコッペリアの後ろでドヤ顔でスチャるのが少々うざいデス。

最後にマスターのひとり（橙Pです）からの強いオーダーにより、ある身体部位に関連したタグのデータを提示いたしマス。

コッペリアは皆様とは違った形でこの世界を捉えており、特に視覚において皆さんとの互換性がありませン。そのため胸部の形状の差異に対する拘りを有する〈冒険者〉の方々の動向に関して、感想を持ちえませン。これはコッペリアの胸部の形状が女性の平均と比べても極端に平坦であることとは特に関連性を持ちませン。コッペリアの外観は中国のＲＭＴグループによって設定されたものであり、その形状は〈エルダーテイル〉内での活動を効率よく行うことに特化していマス。コッペリアはその点において不便を感じたことはありませン。大容量ストレージを強く希望しマス。

以上でコッペリアからの今回のレポートは完了であると、コッペリアは言いマス。このようなデータストリーム解析の機会は一部を除いてコッペリアにとっても興味深い経験であり、役に立つ知見でしタ。このレポートが『ＬＨＺ』のデベロッパーやユーザーの役に立てば良いとコッペリアは思いマス。

今後もコッペリアは「冒険窓口」のメンテナンスや機能追加、向上を継続するよう、マスターたちからオーダーされており、コッペリアはそのオーダーに完全に従いマス。追加機能の開発はコッペリアの能力において容易いですが、ユーザビリティについて考えることは、マスターたち人間を学ぶと言うことでもあります。みなさんにとって使いやすく愛情を持てるシステムをリリースすることは難しく、コッペリアはここに挑戦すべきだという目的意識を強く感じマス。

今後も『ＬＨＺ』および「ログ･ホライズンＴＲＰＧ 冒険窓口」をご贔屓いただけるよう、コッペリアはお願い申し上げマス。