トキナギ

別に人類を許したわけじゃないのだぞ!わりと気さくな〈宵闇の姫〉

名前トキナギ
種族アルヴ
性別
メイン職業宵闇の姫
サブ職業姫巫女

 ナギの身体に宿るもう一つの人格。その正体は〈宵闇の姫〉トキナギ。かつて人類に復讐すべく反乱を起こし、討伐された古代アルヴの姫君たち〈六傾姫〉のひとりである。その出自ゆえ、性格は高慢かつ尊大。〈冒険者〉たちに対しても見下したような言動が多いものの、意外と情に篤い面があり、人類への復讐心も薄れつつあるようだ。
 彼女が再び行動を起こす時、アキバとヤマトに大きな嵐が吹き荒れるのは必然だが、今のところはウルフの作る美味しい料理に満足しており、そのつもりはないという。

 ──「この料理ができないわらわが、本格アルヴ風というものを教えてやろう!」

[常夜ノ天衣]
《とこよのあまごろも》
真夜中の天のごとく光を吸い込む黒い布地に、星のごとく魔力を放つ勾玉が飾りつけられた、巫女風装束。 身に着けた者の時の流れをゆがめ、災いが届かぬ明けない夜を生み出すといわれている。
[星扇・太乙]
《せいせん・たいいつ》
禍々しく輝く星が描かれた和扇。 一見すると古びた扇にすぎないが、正しい所作で舞いながら開けば、そこに描かれた星々を現世に呼び出すことができるといわれる。 古代の魔法装置の起動鍵らしい。
[月詠鏡]
《つくよみのかがみ》
黒縁の丸い手鏡。夜に陽を届ける月のごとく、遠くの風景を映し出す魔法の鏡だが、月齢にあわせて表面が陰り、綺麗に映るのは満月の夜のみ。 逆に新月の夜は真っ黒な鏡となる。 時折、覗く者の過去を映すこともあるという。
© Touno Mamare 2014