濡羽(ダリエラ)

神出鬼没の旅の物書き

名前濡羽(ダリエラ)
レベル92
種族孤尾族
職業付与術師《エンチャンター》
HP8848
MP13351

 ボクスルトの山中で出会い、同行することとなった〈大地人〉の〈年代記作家〉。だがそれは世を忍ぶ仮の姿であり、その正体はミナミを牛耳る一大ギルド〈Plant hwyaden〉のギルドマスター“西の納言”濡羽である。
 陰険なメイドにいじめられる窮屈な生活を送る彼女にとって、〈情報偽装〉で別人を装い、気ままな一人旅をするのは数少ない慰みなのである。日常を抜け出した彼女の前に現れたのが年少組一行。こんな小さなところにも運命の歯車は存在する。

 ──「みなさんは、仲がいいのですね」「〈西の納言〉の命令です」

[王妃 の指輪]
《おうひ-ゆびわ》
アルヴ族の高貴な女性が身に着けていた〈幻想級〉の指輪。 アレキサンドライトの周囲にダイヤを散りばめたその美しさは人を惑わせる。 装備者にキャストタイム減少の祝福を、敵に耐性低下の呪いを与える。
[常闇の羽衣]
《とこやみ-はごろも》
夜露の滴る蜘蛛の絹糸で織り上げた女性専用の〈幻想級〉のドレス。 本来、ショール状だが惜しげもなく生地を使用しドレスに仕立て上げられた一品。 獲物を蜘蛛の巣に捕らえるかのようにデバフ系魔法の効果を増強させる。
[ヤマト風土記]
《ふどき》
ウェストランデで語り継がれてきた様々な物語をダリエラが書き取った未完成の冊子。 後半のページにオリジナルの物語を書こうとした痕跡があるが、山野の話、伝説の話、親子の話、恋の話、どれも形になっていない。
© Touno Mamare 2014