ミノリ

魔法使いの背を追う小さな見習い軍師

名前ミノリ
レベル57
種族ヒューマン
職業神祇官《カンナギ》
HP5468
MP5318

 生真面目で健気な〈神祇官〉の少女でトウヤの双子の姉。確かな戦術眼で《全力管制戦闘》の模倣すらこなし、〈冒険者〉としてもすでに中堅を越えた実力を発揮し始めている彼女だが、師であると同時にほのかな想いを寄せるシロエの背中はいまだに遠く、悩める心は戦闘ほどには上手く制御出来ない。
 最近では、〈円卓会議〉の業務を支える腕利きの事務員”魔法使いの弟子”としても有名になりつつありギルド会館では密かにファンがつきつつある。才女の評価を得つつある彼女だが、絵心(とその絵心を発揮しようとする前向きさ)だけは如何ともしがたいらしく、実際に目にした人々はみな一様に口を閉ざしているという。

 ──「よし、それじゃあ幌にイラストを……え? ど、どうしたんですか五十鈴さん!?」

[神楽鈴の祈祷杖]
《かぐらすず-きとうづえ》
〈鈴音の障壁〉の性能を大きく上昇させる効果がある杖。 射程距離が伸び、再使用規制時間も短縮されるため連続使用が可能になる。 武器としての性能は極端に落ちるため、ダメージ遮断に専念するための装備といえる。
[籠目の千早]

各所に籠目模様の施された神祇官専用装備。 水神の加護を受けており、冷気耐性を大きく上昇させる。 また、ダメージ遮断魔法の効果を強め、無効化できるダメージの量を増加させる。 性能、見栄え共に人気がある。
[紫雲のかけら]
《しうん》
紫色の雲を小瓶に閉じ込めた消費アイテム。 蘇生呪文の射程距離を伸ばし、再使用規制時間を即座に50% 経過させる強力な秘薬。 相応に値の張る品だが、チョウシでの苦い経験もあり、財産を費やして購入した。
© Touno Mamare 2014