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ナインテイル九山巫女 《ナインテイルきゅうざんみこ》
 〈ナインテイル九山巫女〉とは、〈ナインテイル自治領〉を分割統治する〈九大商家〉の下で祭祀を取り仕切る巫女たちの宗教組織である。元々はかつてのナインテイル公爵家統治時代に各地の祭祀を司っていた組織だったが、公爵家の滅亡とともに消滅。それを後に〈九大商家〉が自らの統治の権威付けや領民への人気取りなどの目的で復活させたものが現在の〈九山巫女〉となっている。
 かつての公爵家の時代はナインテイル全土で統一した様式を持つ組織だったが、現在は各地方ごとに独自色が強く、文化的・政治的な差異が大きくなっている。これはナインテイル公爵家が滅亡し、断絶していた期間に古の時代の知識の多くが失伝しており、それらの欠けている部分を〈九大商家〉それぞれが断片的な資料を元に各地域ごとの独自解釈で補って復活させたためである。またその成立経緯に政治的な色合いが強く、純粋な宗教組織とは言えない性質のものとなったことも大きく、現在の〈九山巫女〉は、各地方ごとに果たす役割が大きく異なっている。例えば、イトウ家の巫女たちは農耕の指導や五穀豊穣の儀を執り行うなど農業を主体とした地域の土着信仰的な色合いが強いが、ラレンド家の巫女たちは宗教組織を隠れ蓑にした諜報組織である、といった具合にだ。またオオスミ家やオイドゥオン家のように古の時代の秘術や神器が現在にも遺されており、かつての〈九山巫女〉の直系が存続しているケースもある。
 ゲーム時代の設定としては、ナインテイル地方のクエスト群を大幅に増強する大規模アップデートの際に追加された新設定で、各地方にクエストの依頼人やヒロインとなる9人の代表的な巫女とその関係者がNPCとして新規に配置された。これはヤマトサーバーを運営する〈F.O.E〉がアイドルユニット的な人気を狙って実装したものであり、キャラクターや衣装デザインに外部の人気イラストレーターを起用したり、キャラクターボイスに人気声優を起用するなど気合の入ったものであった。一部のプレイヤーからは「〈エルダー・テイル〉らしくない」という反発もあったものの、その狙いは当たり、〈九山巫女〉はユーザー間でも大きな盛り上がりを見せた。
九大商家 代表的な九山巫女
クォーツ家 ”摂政巫女”リチュア=クォーツ
リーフトゥルク家 ”算盤巫女”ネコアオイ
ウェルフォア家 ”芳花の巫女”エイメル=ウェルフォア
ラレンド家 ”影巫女”ユウヅキ
リューゾ家 ”海賊巫女”ヴェシュマ=リューゾ
カルファーニャ家 ”熊祖巫女”カリステア=カルファーニャ
イトウ家 ”黄金巫女”八代目ヨーコ=イトウ
オオスミ家 ”灯火の巫女”スミ
オイドゥオン家 ”依斧ノ巫女”エルセッタ=オイドゥオン