ログ・ホライズンに登場するたくさんの人物にいろいろなキーワード。
「あれっこれって何だっけ?」なんて思うことはありませんか?
そんな時には、この「ログ・ホライズン データベース」にお任せあれ!
もちろんログ・ホライズンTRPGに関するルールやデータに関する情報も検索できちゃいます。
気になるキーワードのピックアップや、ちょっとした特集なども企画進行中です。
新しい試みなので少々ばたばたするかもしれませんが、皆様と一緒に盛り上げていきたいと
考えておりますので、応援をよろしくお願いします!
トリオ・the・内裏
《とりおざだいり》
この項目をツイート
西のランデ真領にむかったもと〈ホネスティ〉ギルドマスターのアインスは、旅へと誘った斎宮トウリに厄介になることに決め込み、皇宮の離れに住み始めた。
もとより貴族社会のなかで自派勢力の弱かったトウリ一派に参加したアインスは党派の立て直しに奔走することになる。しかしそれは、党派の勢力拡大というよりは、持って生まれた性格上、組織の腐敗や怠慢が許せず、下級の役人などの意見を聞くために日夜相談を受け付けていたら、周囲が勝手にトウリの側近だと認定したということらしい。
斎宮トウリとマルヴェスはヤマトの未来について日夜構想を練(貴族用語で日中から酒を飲んで政治談義をすることを指す)っていたのだが、ここに世話役ともいうべきアインスが加わったことにより、初めて実務的な意味での勢力にかろうじてなったというのが、宮廷雀の評価だ。
この三人、仲が悪いわけではないのだが、時に激しく衝突することがある。それぞれ三人の言い分は
斎宮トウリ:マルヴェスは近視眼的で目先の餌に飛びつくし、アインスは口うるさい。特に塩分の多い食べ物を禁止してくるのが腹立たしい。
マルヴェス:トウリ様は腰が軽すぎて周囲から軽く見られる。アインスは化粧が薄い(というかしてない)のは、貴族としていただけない。
アインス:ふたりとも飲み過ぎ。あと朝ちゃんと起きなさすぎ。
というものだ。
そもそも成熟した〈神聖皇国ウェストランデ〉の政治状況において〈元老院〉は支配的な組織である。既得権益の大半を握る巨大組織の常として、清新を望む若手層からの反発は存在し、その意味では斎宮トウリを次代の為政者として期待する土壌は存在した。文官や女官などはいまのトウリ周辺の派閥形成を好ましい変化だと受け取っており、この三人を「内裏の三人衆」などと呼んでいる。
もっとも経済的政治的な基盤が弱いこの三人が、ウェストランデの表舞台に立てる日はまだまだ遠いといえるだろう。
もとより貴族社会のなかで自派勢力の弱かったトウリ一派に参加したアインスは党派の立て直しに奔走することになる。しかしそれは、党派の勢力拡大というよりは、持って生まれた性格上、組織の腐敗や怠慢が許せず、下級の役人などの意見を聞くために日夜相談を受け付けていたら、周囲が勝手にトウリの側近だと認定したということらしい。
斎宮トウリとマルヴェスはヤマトの未来について日夜構想を練(貴族用語で日中から酒を飲んで政治談義をすることを指す)っていたのだが、ここに世話役ともいうべきアインスが加わったことにより、初めて実務的な意味での勢力にかろうじてなったというのが、宮廷雀の評価だ。
この三人、仲が悪いわけではないのだが、時に激しく衝突することがある。それぞれ三人の言い分は
斎宮トウリ:マルヴェスは近視眼的で目先の餌に飛びつくし、アインスは口うるさい。特に塩分の多い食べ物を禁止してくるのが腹立たしい。
マルヴェス:トウリ様は腰が軽すぎて周囲から軽く見られる。アインスは化粧が薄い(というかしてない)のは、貴族としていただけない。
アインス:ふたりとも飲み過ぎ。あと朝ちゃんと起きなさすぎ。
というものだ。
そもそも成熟した〈神聖皇国ウェストランデ〉の政治状況において〈元老院〉は支配的な組織である。既得権益の大半を握る巨大組織の常として、清新を望む若手層からの反発は存在し、その意味では斎宮トウリを次代の為政者として期待する土壌は存在した。文官や女官などはいまのトウリ周辺の派閥形成を好ましい変化だと受け取っており、この三人を「内裏の三人衆」などと呼んでいる。
もっとも経済的政治的な基盤が弱いこの三人が、ウェストランデの表舞台に立てる日はまだまだ遠いといえるだろう。