マイハマの灰姫城で働く侍女のひとり。銀色がかった灰色の毛並みに翠の瞳をした〈猫人族〉で、元々はヨコハマの町で船乗り相手に酒場の女給をしていたらしい。港に集まる荒くれ水夫たちを相手に仕事をしていたので、若くして肝が据わっている。〈猫人族〉としてはかなり小柄で起伏に乏しく、服装によっては少年と間違えられることもある。
掃除、洗濯、水周りの仕事が得意だが、身軽で汚れ仕事を厭わず、虫や鼠などを平気で捕まえられるために厨房周りでも重宝されている。好物は魚料理。
アキバで天秤祭が開催された折、臨時雇いとして夕餐会の手伝いをしたのが縁で採用された。鉄火肌の姉御気性で、思ったことは歯に衣着せず口に出してしまうところがある。侍女長じきじきの指導もあって城での仕事中はできるだけ地が出ないよう努めているが、突発的な事態にはつい本来の蓮っ葉な口調がこぼれてしまうことも。
アジ：マイハマでもいつでも釣れるからおやつに釣るのに最適、８０点にゃ。ちっこいのを一口フライにするのが水夫風にゃ。
サバ：脂ののった釣りたてのをお刺身でいただくのが１００点にゃあ。シメサバは酢の匂いが辛いんにゃあ。
サンマ：焼いてもよし、揚げてもよし、サワープラムで煮つけにするのもオススメにゃ。秋のサンマはどうやって食べても１２０点だにゃ！　じゅるり。
メジナ：グレとも呼ぶにゃ。寒いときは最高のごちそうにゃー。湯引きにすると１６０点にゃー。
ブダイ：刺し身はいまいちにゃー。煮付けにしたら６０点位にゃー。
ハゼ：小さくて味が抜けているとおいしくないにゃー。唐揚げにすると７５点にゃー。