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グランデール設立の経緯 《グランデールのせつりつのけいい》
10番目の拡張パック〈夢幻の心臓〉発売半年が経ち、この拡張パックの初期レイド『ヘイロースの九大監獄』の攻略速度レースが一段落したころ、〈黒剣騎士団〉は拡大を目指していた。
背景にあるのは前拡張パック〈サンドリヨンの遺産〉から続くレイド団体〈放蕩者の茶会〉及びいくつかの新興団体のレイドレース参入、そして彼らの戦績向上に対応するための、戦力向上の必要性である。
幾つかの試みが行われていたのだが最新レイド〈トゥオネラの白鳥〉において入手できる飛行騎乗生物ワイバーンが、戦力向上活動の目的のひとつとなった。
ワイバーン入手は独立クエスト〈竜舎の救い主〉で行われるのだが、この独立クエストはレイド〈トゥオネラの白鳥〉の一部でありながら、クリアは必須ではない。ボーナスやアイテム入手ができないものの、〈トゥオネラの白鳥〉のクエスト進行にはそれ以上の悪影響はないため、攻略速度を優先する大手ギルドでは放置することも多かった。
放置の原因はもうひとつあり、この〈竜舎の救い主〉はレイド規模のクエストでは珍しく、生産系なのである。〈調教師〉〈大工〉〈薬師〉〈農家〉〈狩人〉などを中心とする生産系サブ職をもつ〈冒険者〉が天文学的な量のクラフトアイテムを納品することによってクエストが進行してゆく。
報酬アイテムである〈ワイバーン召喚の笛〉を目指し、当時の〈黒剣騎士団〉はメンバーのサブ職業変更、新規団員の勧誘を含めてこのクエストに邁進、結果としてヤマトサーバーでは初めてこのクエストを突破し、勇名を響かせた。
しかし、このクエストを突破し、レイドレース邁進の活力を取り戻した〈黒剣騎士団〉はその後、微妙に内部統制のバランスを欠いた状態になってしまう。一般的なレイド編成は二十四人単位なので、ギルドメンバーが増えるならば当然、その指揮者も増員する必要があるのだが、メンバー増加のペースに比較してレイドリーダーの育成/増加が追いついていなかったのだ。
結果として、レイド参加が比較的容易な戦闘職の古参メンバーと、レイドへの招待が少ない新規の生産職のメンバーの間に溝が生まれてしまうことになった。
アイザックやレザリックなどもこの溝を埋めるための努力はしたのだが、そもそも明確な指導部やレイドリーダー育成という概念のなかった〈黒剣騎士団〉にとってこの問題は意外に根深く、徐々にギルド全体の雰囲気が悪化していくこととなった。
この状況に大きな声を上げたのが〈黒剣騎士団〉古参メンバーだったウッドストックである。〈竜舎の救い主〉推進を提案した第一人者である彼はこの事態を憂慮、両者の溝を埋めるべく奔走していたのだが、それが難しいと見るやアイザックを大きく批判し独立を宣言。新興ギルド〈グランデール〉を組織し、〈黒剣騎士団〉から百名以上を引き抜いた。
このウッドストック独立に対する評価は賛否両論であり、〈黒剣騎士団〉古参からは「戦闘訓練について来れなくなって音を上げた裏切り者」という評価が、現在でも残っている。