セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。水薬などの薬品系のアイテムを取り扱うサブ職業の中で最も基本的な職業であり、他の関連するサブ職業の基点となる職業。
〈大地人〉にとって疫病や災害から身を守る手段は薬がほとんどであるため、〈薬師〉は〈大地人〉の社会で敬意を払われる存在である。特に地方の村落ではその傾向が強い。また、都市部では学問として薬学を学ぶ者たちがギルドを作り体系的に知識を蓄積している。〈薬師〉の居ない村にも旅の薬売りが定期的に巡回し、薬品と情報をもたらしている。
〈冒険者〉からの転職は容易で、数時間程度で完了できるチュートリアル風の試験クエストに合格することで転職できる。それぞれの専門分野においては上級職である〈調剤師〉などに比べて劣るものの、薬品系アイテムの中では自然のハーブの扱いを得意とし、栽培まで手がけるスペシャリストだ。薬品は消耗品であるため常に需要が存在し、安定した利益を得られるのと、無理に各専門分野の上級職に転職せずとも〈薬師〉のままでも充分便利にやっていけるため、生産系サブ職業の中でも需要、人気ともに高いサブ職業であった。
詳しい記事が『ログホラ・ウェンズディ２８』に掲載されている。