セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。大型の射撃機械である大砲やバリスタを扱うサブ職業である。
〈大地人〉の間では、軍事系サブ職業の中でも専門職の傾向が強く、〈将軍〉や〈提督〉といった最上位の指揮官ほどではないにせよ、軍の中においても目にすることは珍しい。こういった兵器は扱いの難しさもさることながら、城砦に篭城しての防衛戦のような限られた局面で使われるものであり、その数も少ないためである。
サブ職業の能力としては、大砲やバリスタなどの大型の射撃機械を用いて遠距離攻撃を行うことができる。この種の兵器は城砦や船に設置されているほか、一部のダンジョンや大規模戦闘の戦場にも設置されていることがある。有効な場面こそ限られてはいるが、そうした兵器を効果的に活用することで戦いを有利に進めることができるのだ。また、大型の射撃機械に限らず、遠距離攻撃全般に命中ボーナスを得られるので、大砲などが設置されてない戦場であっても全く無意味というわけではない。
〈冒険者〉からの転職は、〈エルダー・テイル〉において比較的後期に実装されたサブ職業のため、５０レベル以上が必要と要求レベルが高めの中級職となっている。