ログ・ホライズンに登場するたくさんの人物にいろいろなキーワード。
「あれっこれって何だっけ?」なんて思うことはありませんか?
そんな時には、この「ログ・ホライズン データベース」にお任せあれ!
もちろんログ・ホライズンTRPGに関するルールやデータに関する情報も検索できちゃいます。

気になるキーワードのピックアップや、ちょっとした特集なども企画進行中です。
新しい試みなので少々ばたばたするかもしれませんが、皆様と一緒に盛り上げていきたいと
考えておりますので、応援をよろしくお願いします!

戦司祭 《いくさしさい》
セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。戦いで傷き倒れた者を癒し、時には自ら武器を手に取って戦う、戦闘的な聖職者を表す。
セルデシアにおける〈戦司祭〉の扱いは、ヤマトと他地域で大きく異なる。ヤマト以外の地域、特に現実世界におけるヨーロッパやアメリカに相当するユーレッド大陸西部やウェンの大地において、〈戦司祭〉は聖職者として〈大地人〉社会における重要な地位にある。聖職者であると同時に権力者や指導者でもあり、〈騎士〉や〈貴族〉のように高い社会的地位についていることも多い。
しかし、独自の文化風習を持つヤマトにおいては〈星詠み〉〈符術師〉〈祈り手〉といった職業が公的な聖職者の地位にある一方で、〈戦司祭〉は非常にマイナーな職業であり、大多数の〈大地人〉には全く知られていない。ナインテイル地方の〈アマクサの異人城〉などには海の向こうから渡ってきた宣教部隊の〈戦司祭〉がごく僅かに暮らしているが、ヤマトの〈大地人〉にとって彼らは「海の向こうの大陸から渡ってきたよく判らない宗教の伝道師」という扱いである。
〈冒険者〉にとっての〈戦司祭〉も、少なくともヤマトでは人気が高いとはいえない。最初期から実装されていたサブ職業ではあるのだが、〈星詠み〉〈符術師〉〈祈り手〉といったヤマト独自の聖職者系サブ職業の実装が優先されたため、〈戦司祭〉に対しては他の海外サーバーのようなイベント追加が行われず、最初期の実装のまま僅かな自己強化や回復ボーナスを得られるだけのサブ職業として放置され、世界設定的にも空白地帯のような扱いとなっているためだ。
転職も専用の転職クエストなどは存在せず、無条件で簡単に転職できる。転職が容易かつ単純な性能で扱いに工夫を要しないという特徴から初心者向けのサブ職と言えるが、その特徴はプログラムによって資金回収を行うボットに最適な特性でもあるため、悪質なRMT業者の手で悪用されてきた歴史を持つ。こうした裏の事情を知る者にとっては、若干ネガティブなイメージを持たれることもあるサブ職業である。
詳しい記事が『セルデシア・ガゼットVol.17』に掲載されている。