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食闘士 《しょくとうし》
セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。料理に関するサブ職業だが、料理を作ったりすることはなく「食べる」ことが専門の非常に珍しい(そして色物扱いされる)サブ職である。大手回転寿司チェーンとのタイアップ企画で導入されたサブ職であるため、ヤマトの〈大地人〉にはほぼ存在せす、また知られてもいない。料理系のクエストなどに登場する美食家や食道楽の貴族や商人がわずかに存在する程度である。そもそも多くの〈大地人〉にとっては、毎日の食に困らないだけでもすでに贅沢であり、ましてや「食べることを生業とし、食の愉しみや可能性を追求する」というのは夢物語なのだ。
サブ職業の能力としては、料理アイテムの効果上昇や食材系アイテムのドロップ率およびレア入手率上昇、戦闘中でも素早くたくさんの料理や水薬などを飲み食いできるなどといった、一応実用的といえないこともない能力を持つ。実装当初こそタイアップ企画の絡みもあって「料理(特に寿司)を食べるとパワーアップする」能力があったため転職する者もそれなりにいたが、タイアップ企画終了とともに下方修正されてしまったため、人口は決して多くない。〈冒険者〉にとっての〈食闘士〉も完全に色物の扱いであり、ごく一部の趣味人がロールプレイやキャラ作りのために使うサブ職業といった程度の需要があるのみだ。
〈大災害〉後は「あらゆる料理を美味しく食べることができる」という設定テキストが現実化し、メニュー作成による味の無い料理であっても〈食闘士〉のレベルに応じて美味しく食べられることが発見された。また、この能力は〈食闘士〉が料理を手に取って他人に食べさせてあげても効果がある。ささやかな能力だが、これもれっきとした口伝の一種である。〈冒険者〉の中にはこれを理由に転職しようとした者もいたが、〈大災害〉後は制限時間内に寿司を100皿食べる転職クエストの達成が著しく困難になっていたため、実際に転職できた者はほぼ皆無のようだ。転職の困難さに加えて元々の職人口の少なさもあり、〈料理人〉の手料理のように〈食闘士〉が革命を起こすことはなかった。
詳しい記事が『ログホラ・ウェンズデイVol.28』に掲載されている。