セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。様々な細工物や装飾品を作成する職人。生産系の基本サブ職業であり、高レベルともなれば非常に様々な装飾品を作成することができる。〈細工師〉は「細かいものを作り上げる職人」の総称であり、本来はその中でも職分が別れている。金属や宝飾品、植物素材、動物素材、魔法素材のすべてを扱うことができるが、それぞれの限定領域においては専門家したサブ職にはかなわない。スタートにしてゼネラリストであるのが〈細工師〉なのだ。
〈大地人〉の間では都市、もしくは細工物を特産品として扱っているような街でないと見ることができず、そのほとんどはギルドに所属しているか、有力貴族のお抱えである。
〈冒険者〉が転職するには、〈細工師〉の親方から受けるいくつかのクエストをクリアするだけで可能。また扱える素材も豊富なことから〈冒険者〉にとってはレベルを上げやすいと認識されており、またマジックアイテムを作成できることから需要もそれなりにある。
装飾品カテゴリの装備品はクラスによる制限が比較的ゆるいために、楽器や刀と言った制限が厳しい装備品にくらべれば安定して大きな需要が見込める。必要な素材アイテムも高レベルのものになればなるほど希少になってゆくが、低レベルではそれほどでもないために育成は比較的容易な部類である。
〈大地人〉はこのような魔法的装備品をつけるほどの裕福さはなかったのだが、〈大災害〉後は一部の冒険者による〈大地人〉強化の方法として注目がされ始めている。