セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。決闘を行うことを主目的にする風変わりなロール系サブ職業。〈大地人〉の間では希少なサブ職業であり、〈騎士〉になれずドロップアウトした貴族子弟がなるサブ職業の一つとされる。プライドと腕っ節ばかり強く、街中で平民に対して言いがかりをつけて決闘を挑む金持ち出身のならず者、という役割だ。もちろん、中には名誉ある決闘を重んじる誇り高き者や、貴族間の決闘の代理人を請け負うプロなどもいるが、そうした実力派は少数である。
〈冒険者〉においてはＰｖＰ関連の拡張において〈剣闘士〉などと同時期に実装されたサブ職業で、世捨て人の師匠に決闘の作法を教わるクエストを経て転職できる武術的な求道者という位置付けのサブ職業である。サブ職業の能力としては、〈剣闘士〉同様に固有の戦闘モーションや決闘を宣言する挑発特技、一対一の状況下においてのボーナスなどを得られる。もっとも基本的にパーティやレイドなど多数対多数の戦いがメインの〈エルダー・テイル〉において一対一が成立する局面は非常に限られており、実利を求めて転職するにはさほど有用な職ではない。強いて言うならソロプレイヤー向けではあるのだが、どちらかというと「三銃士」のような中世の貴族文化の雰囲気を楽しみたいロールプレイヤー向けの職とされている。