〈黒剣騎士団〉の総団長（ギルドマスター）。円卓の１１人のひとり。
体つきは筋肉質で髪の毛は硬質かつ、かなりとがっている。目つきは悪いが面倒見は良い。
二つ名の“黒剣”は、大規模戦闘「ラダマンテュスの王座」において、世界で最も早く手に入れた幻想級武器〈苦鳴を紡ぐもの〉《ソード・オブ・ペインブラック》に由来する。 この片手半剣および場合によっては盾を用いて、敵のヘイトを一身にあつめるという〈守護戦士〉の標準的な戦闘方法を用いる。まとう金属鎧〈神炎の鎧〉も幻想級で極めて高い防御能力を誇る。
性格は明快かつ率直で、大きい態度に荒い口調。強くなることを一番に考えている。といっても、〈ＥＸＰポット〉の入手方法に後ろ暗い思いを抱いたり、〈大災害〉直後の状況でＰＫのような卑劣な行為をしている輩には容赦しない等、自分に正直すぎるだけで悪人ではない。
ギルドマスターとしては人望が高いが、事務処理能力は恐ろしく低く、業務のすべてをレザリックに丸投げをしている。メンバーからの呼び名は隊長、大将、棟梁、兄貴などと脈絡がないが、レザリックなどに近しいものには「アイザック君」と呼ばれてからかわれているようだ。
〈円卓会議〉からの要請に従って現在はマイハマにて〈大地人〉の騎士団を訓練する生活を行っており、その過程で知り合ったセルジアッド公の孫イセルスの後見人のような立場も務めている。
ギルドメンバーとの仲は良いのだが、それとは別軸で友人関係も構築しており、（アイザックから見て自分の同類だとみなしている）シロエ、クラスティとは折に触れて食事などを共にする仲である。最近ではカラシンの意外な男気も発見していた。