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俺会議の一張羅 《おれかいぎのいっちょうら》
俺会議こと〈D.D.D〉のレイダー、セバス・チャン。彼のトレードマークであるスーツのこと。街中だろうと冒険中であろうと、基本的にいつも彼はこの服を着ている。あまりにも他の服を着ているところを見かけないので、「俺会議の一張羅」と言われている。
実は彼はこの同形の装備を十着以上も所有しており、きちんと毎日着替えているし、戦場によって使い分けもしている。しかし、見た目がほとんど変わらないため、いつも同じ服を着続けているように見えてしまうのである。〈大災害〉後、彼のクローゼットにひたすら同じスーツが並ぶ様子は異様な迫力があるとかなんとか。
この服は、〈紳士の誇り〉という制作級アイテムである。秘宝級や幻想級の防具と比べれば基礎性能は低いものの「TPOに合わせた細やかなアレンジが可能。真の紳士はこれ一着で様々な戦場を駆け抜けるのである」というフレーバーテキストに合わせたのか、〈裁縫師〉や〈刻印術師〉の手によって、各種特性を付与することができるスロットを多く持つ。
セバスはこの制作級防具を、対炎防御特化、対毒特化といった様々な特殊効果・属性防御を付与した何種類も用意し、使い分けることで、必要最低限の費用でレイドに耐えうる最低限の防御能力を確保しているのだ。
〈D.D.D〉ほどの大規模戦闘ギルドの戦士職となもなれば、防具は秘宝級や幻想級で固めるのがセオリーだが、回避に長けた〈武闘家〉は他の戦士職と比べれば単純な防具性能に依存する部分が少ない。俺会議はその特性を活かし、防具にかけるコストを下げ、浮いた費用で味方をサポートする消耗品を多く購入することでチームの戦力を底上げしている。このあたりのコスト意識が、彼のレイダーとしての強みであるとも言えるだろう。加えて、PvP(対人戦)において、見た目から防具の性能(弱点属性)が看破されにくいという利点もある。
結果として俺会議は「どんな戦場であろうといつも同じ服を着ている服装に頓着のない男」に見えてしまうのだ。〈大災害〉後、この服は普段着と戦闘装備を兼ねられるせいで、「俺会議=着替えない男」という印象は一層強まってしまっている。総じて女性からの評判はよろしくない。
しかし、最近彼のクローゼットの隅に、浴衣などの和服が追加されているという目撃証言もあり、「どこぞの服飾ギルドのセールスに騙されたでゴザルか?」「ソウジロウの真似をして和服を着ても、俺らは所詮俺らでしかないのさ……」「まさかとは思うが俺会議に彼女が?」「邪悪なる言霊を唇に浮かべること莫れ。其れは破局の嚆矢となる……!(あえて言わなかった嫌な予感をどうしてわざわざ口にするかなこの馬鹿!)」「和服好き彼女MAJIDE!?」などと、様々な憶測と反応を呼んでいる。

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