ログ・ホライズンに登場するたくさんの人物にいろいろなキーワード。
「あれっこれって何だっけ?」なんて思うことはありませんか?
そんな時には、この「ログ・ホライズン データベース」にお任せあれ!
もちろんログ・ホライズンTRPGに関するルールやデータに関する情報も検索できちゃいます。

気になるキーワードのピックアップや、ちょっとした特集なども企画進行中です。
新しい試みなので少々ばたばたするかもしれませんが、皆様と一緒に盛り上げていきたいと
考えておりますので、応援をよろしくお願いします!

娼姫 《しょうき》
セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。おもに没落した元貴族の女性や、それに近い教養や美貌を持つ者などを表す、貴族の社交界にまつわるロールプレイ系のサブ職業である。
現在のセルデシア、ヤマトにおける〈娼姫〉は、江戸期の日本における花魁や舞妓に近い存在である。数々の古典に通じ、詩歌を諳んじ、歌舞音曲の技芸に長け、ウィットに富んだ会話や恋の駆け引きを演ずることのできる、教養ある理想の恋愛相手だ。この世界において、自由な恋愛というのは望んでもなかなか届かぬものである。〈娼姫〉は、「理想的な恋愛」の相手を演じ、恋や夢を売る存在なのである。
キョウの貴族達にとって、社交界のダンスパーティなどのパートナーとして〈娼姫〉を伴って出るのは一種のステイタスである。特にそれが大勢の貴族が我がものにせんと競い合うような人気の〈娼姫〉であれば、尊敬や羨望、あるいは嫉妬を大いに集めることとなる。
〈冒険者〉にとっての〈娼姫〉は人気、知名度ともに極めて低いサブ職業である。サブ職業の能力としては、高い交渉能力を持つことの表現として、ゾーン購入などの一部の高額商品購入時に数%程度の値引きがされたり、パトロンからのプレゼントとして換金アイテムが贈られてくるなどの特典を得られるのだが、これらの金銭的利益は高レベルプレイヤーにとっては誤差に近い金額であるためだ。くわえて〈ノウアスフィアの開墾〉の1つ前の拡張パック〈美姫の紅玉酒〉で追加されたばかりの新しいサブ職業ということもあり、プレイヤー間では評価の高低以前に存在そのものが知られておらず、NPC専用の職業だと思われているほどマイナーなサブ職業で、その総人口は数あるサブ職業の中でもワースト争いをするレベルで少ない。そのため謎めいた職業でも有る。
詳しい記事が『セルデシア・ガゼットVol.17』に掲載されている。