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祈り手 《いのりて》
セルデシア世界で確認されているサブ職業の一つ。祈りをささげ様々な祭儀を執り行う聖職者である。セルデシア全域の様々な文化において〈祈り手〉は最もスタンダードな聖職者だ。国や地域によってその他の聖職系サブ職業の権力が強いこともあるが、「特定のサブ職業として分類されていない素朴な土着信仰」全般を〈祈り手〉がカバーしているため、他の聖職者系のサブ職業と比べても、その数はかなり優勢である。
ヤマトにおける〈祈り手〉は、主に「中規模以下の町や村で冠婚葬祭などの祭儀を執り行う立場」である。ヤマトではほかに〈星詠み〉や〈符術師〉といった聖職者が力を持っているが、この二職はウェストランデの斎宮家など、何らかの権力や組織と繋がりの強い存在であり、庶民の信仰とは距離のある存在だ。これに対して〈祈り手〉は、より地に根差した立場で人々の中に溶け込んだ在野の聖職者である。〈祈り手〉は冠婚葬祭などの祭儀全般を行い、祭儀がないときも人々の相談を持ちかけられることが多く、一定の敬意をもって扱われる。
〈冒険者〉にとっての〈祈り手〉は、〈傭兵〉や〈騎士〉、〈戦司祭〉などと同様に、〈エルダー・テイル〉最初期から実装されているサブ職業だ。当初は類似の聖職者職の〈戦司祭〉と碌に差別化されていなかったが、後のアップデートで自己強化型でソロ志向の〈戦司祭〉と、他者に対して祈ることで効果を発揮する他者支援型でパーティ向けの〈祈り手〉という形で差別化がなされた。ヤマトサーバー独自の〈祈り手〉の特徴としては、「和装ができること」が挙げられる。服装の見た目を変えられるだけでゲーム的な装備性能を得られたりはしないがロールプレイヤーには好評だ。ヤマトでは〈大地人〉の〈祈り手〉も多くは巫女服や禰宜服である。
詳しい記事が『セルデシア・ガゼットVol.21』に掲載されている。